「ご縁」の話

先日、とある方に「縁」について教えていただいたことがあります。

 「縁」というのは、その人にとって、今、必要だから引き合わせてくれるそうです。
その引き合った「縁」をこの先も繋いでいくかどうかというのは、本人次第で、努力して繋いでいくものなんだそうです。

 そう考えると、日常の中で「あの時あの人に会わなかったら。」とか、「たまたまタイミングがあったから。」とか思うことありますよね。
後付けのような気もするし、スピリチュアル的な感じもしますが、私はなんだか興味深いと思いました。

 毎日、何人、何十人もの人と出会って、すれ違うだけの人もいたり、挨拶を交わすだけの人もいたり、何気なく人と関わっていますが、それも全部、今の自分に必要な「縁」だと考えるととても面白いと思います。

そして、そのなかから、深く自分と関わってくれる人がいると思うと、それは当たり前ではなく、すごく尊いことで、感謝すべきことだと思いました。

 これからもいろんな場面で、いろんな人達と会うことがあると思いますが、感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつ、大切に繋いでいきたいです。

会社の商号

司法書士をしていると、由来が気になる会社の社名(つまり商号)にお会いすることがあります。

先日、決済業務で買主様が会社様でしたが、一風変わった社名でした。また届出印もとても個性的でした。いわゆるよく使われる定型の届出印ではなく、オシャレなデザインの届出印でした。

どうしても、どうしても気になったので、社名の由来をお伺いしてしまいました。
社名の由来は、ある絵本の作品からでその物語の主人公がその社名の由来だとのことでした。その作品は映画にもなったそうです。

「木を植えた男」という作品ですが、荒れ果てた大地に主人公がたったひとりで黙々と木を植え続け、やがて不毛の地に生命の輝きをもたらす・・とういう素敵な話です。
全てを破壊する人間がいる一方で、木という「命」を心を込めて育てる人がいる・・・。
自分も後者の人間になりたいと思います。