スロージョギング その3

スロージョギングについての第3回目です。
今回は多分最終回になると思いますが、多くの方が興味のある「スロージョギングで体脂肪を落とす」(廣済堂出版「スロージョギングで人生が変わる」田中宏暁著 第7章より)
について述べます。

スロージョギングは、同じ速度で歩く時よりも1.5倍から2倍程度のエネルギーを消費することができます。加えて楽な運動のため長時間(長距離)運動できるので、消費エネルギー量を増やせるメリットがあります。

走ると1㎞当たり約自分の体重と同じエネルギー(体重60kgなら60kcal)を消費できると言われています。脂肪1kgは約7,000kcalのエネルギーを貯めていると考えられていますので、脂肪を1kg減らすには7,000kcalのエネルギーを消費すれば良いわけです。本書でのお薦めは、2~3か月で5kgの減量です。よって、2~3か月で35,000kcal消費すれば(摂取カロリーが変わらない限り)5kg体脂肪が落ちるということになります。で、例えば60kgの人が35,000kcal消費するには35,000÷60=約583kmのスロージョギングを行えばよい訳ですが、3か月(90日)で考えれば、1日平均6.5kmスロージョギングすることになります。慣れてしまえば6~7kmスロージョギングすることは(時間的制約は別として)なんてこと無いものになります。

でも、毎日6~7km走るなんて無理と思われる方もいるでしょう。そこで、食事療法として7,000kcal÷30日=約233kcal/日を減らす方法を加えてみましょう。すると食事療法で
3か月で21,000kcal消費できるので、スロージョギングで消費すべきエネルギーは14,000kcalとなります。これを60kgの体重で割ると約233kmスロージョギングすることになります。233kmを90日で割ると1日平均2.5km走れば良いことになります。いかがでしょうか? 233kcalというと例えばお茶碗軽く1杯位の白米ですから、1日の中でそれを減らせば良いことになります。かなり現実的ではないでしょうか。

最初に述べた様に、私の場合は週1の休養日を設けた上で毎日10km(月約260km)走り、食事制限は全くせず、70kgから60kgに6~7カ月位で減量しました。食事制限をしなかったことと、厳密には体重は徐々に減ってい行くので1km当たりの消費エネルギーも減ってきますので、きっちり計算通りとは行きませんが。結果として、体重が減り、健康的になり、走力が付きました。

スロージョギングに興味を持たれた方は、決して無理はせずトライしてみて下さい。

体を大切に!

私事ですが、先日、健康診断を受けてきました。
大きな異常も見つからず、ホッと一安心。
思い当たるようなことは特になくても、なんとなくドキドキしてしまうものです。

 その前には、人生初、親知らずを抜いてきました。
難易度としては簡単なものだったらしく、すんなり抜けました。
一晩痛かったですが・・・
虫歯も治してもらってスッキリです。


どちらも無事に終わり、改めて健康でいられることに感謝です。
あと何十年か付き合っていかなければならない自分の身体なので、大切にしなければなりませんね。


まずは睡眠をたくさんとって、食生活を気を付けようと思います。
どんな時もご飯はちゃんと食べる!
疲れやらストレスやらでどうしようもなくなったら、徹底的に好きなものに集中する!

そうやって心と体のバランスをとっていけたらいいなと思います。


段々と夏が近付き暑くなってきましたね。

夏の暑さを乗り越えられる体力と気力を身に付けて、楽しい夏が迎えられますように。
皆様も体は大切にしてくださいね。

名寄帳

名寄帳は、固定資産税を課税するために市区町村が作成している固定資産税課税台帳を所有者ごとにまとめたもののことで、読み方は「なよせちょう」です。被相続人が所有していた不動産一覧表です。
この書類、登記申請の際には法務局に提出はしません。

しかし、司法書士事務所としては、この書類を必ず取得します。

 お手元に45月に届く納税通知書で被相続人のお持ちの不動産が分かるから不要と思うかもかもしれませんが・・

被相続人が共有持分権者として所有している土地や建物、または私道、農地、山林などで固定資産税が課税されていない不動産は、市区町村から送付される固定資産税の納税通知書に記載されていない場合があります。納税通知書だけでは、相続人が把握しきれていないものもあることがあります。

つまり・・名寄帳を見ないで納税通知書だけをみて登記をすると漏れが出ることがあります(汗)

相続登記に漏れがあったために、登記は終わっていると思ったまま次の世代になってしまい・・・つい最近になって、相続登記が終わっていると思っていた不動産の一部が2世代前の方のままになっていた(汗)という問い合わせを受けることがあります。

相続登記の手順は同じですので、再度、戸籍を集めて、各相続人の同意を得て・・という手続きをしないといけなくなります。多くの場合、同意を得なければならない相続人の数が増えてます(汗)1人、2人なんて数なんてもんじゃなく・・・10人、20人なんてこともあります。

 そんなことにならないように、相続登記をしようと思い立った時には、漏れが無いように登記をする必要がございますし、したほうがいいと思います。

 是非、お気軽にお問い合わせください。

セルフトークから変える性格

自分自身に話しかける言葉をセルフトークといいます。

これは、頭の中で考えている事や想像している事、ひとり事、すべてを総称した言葉ですが、人は1日平均4万回から6万回セルフトークを行うといわれています。
このセルフト-クを肯定的な言葉で行うことで前向きな性格になっていくことが分かっています。

。。。でない。。。。じゃない。
という言葉を辞め
こうなりたい。という願望やこうなるんだ。
という肯定的な言葉を使うことで約3カ月で前向きな性格に変えることができるそうです。

ポジティブに楽しく仕事ができるように自分自身を変えていくように心掛けたいものです☻

スロージョギング②

前回に続き、スロージョギングについての第2回目を投稿させていただきます。

前回同様、田中宏暁福岡大学名誉教授の著書「スロージョギングで人生が変わる(廣済堂出版)」(以下、本書と言います。)を参照・引用させて頂きます。(【】内は本書からの引用部分となります。)

 

今回は、「何故ウォーキングでなくランニングなのか」についてと、「歩幅を狭くして、フォアフットで着地する」の2点についてです。

 

1.何故ウォーキングでなくランニングなのか。
皆さんはランニングとウォーキングの違いは何かご存じですか?

両脚が同時に地面から離れることがあるのがランニングで、どちらか片方の足が常に地面についているのがウォーキングだそうで、両者の違いは【速さで決まるわけではない】ということです。

 ウォーキングより遅くても両脚が同時に地面から離れる瞬間があればランニングになるのであり、それでいて実はウォーキングよりも効率的に筋肉を鍛えられるというメリットがランニングにはあるのです。効率的に鍛えられる筋肉は主に大殿筋・大腿四頭筋・大腰筋だそうです。
【歩く動作では振り子運動となり脚を上げる必要が無い】ため、あまりこれらの筋肉を鍛えられないとのこと。
同じ距離(または時間)運動するなら、効率的な方が良いですよね。

ランニングに分類されるスロージョギングにおいては上記のメリットに加えて、【楽にできる範囲の運動なので、心臓にも過大な負担がかか】らず、【歩幅を狭くして、フォアフット着地で走れば、脚にかかる衝撃はウオーキングのときとほとんど変わ】らないというオイシイ話が付いてくるのでございます。

 

2.歩幅を狭くして、フォアフットで着地するとは。
先ず歩幅についてですが、皆さんとしては「歩幅を狭くってどれくらい?」と疑問に思われるでしょう。

コツをつかむために先ずは【その場で足踏みをしてみてください。足の先がほんの少し地面から離れる程度に、軽くトントンと上げ下げ】してみましょう。しばらく足踏みをしたら、最初は10センチ位(結構狭いですよ)ずつ前に出ます。脚を動かす速さは小刻みにし、着地したらすぐに引き上げるようにします。

で、【歩幅の大小でスピードを調節】できるようになりたいのですが、最初は1キロ12分~15分かかる程度のスピード(時速4~5キロ)になるように歩幅を調整してみてください。

 次にフォアフット着地についてです。

フォアフットとは【足の前のほう、指の付け根あたりを指します。解剖学的には中足骨という骨のあるあたり】であり、決してつま先(指先)ではありませんので、ご注意ください。(すみません。中足骨の図を提示できませんので、ご自身でお調べください)

なぜフォアフット着地なのかの理由ですが、先に述べたとおり【フォアフット着地なら強い衝撃はかからない】からなのです。【ランニングでよく脚を傷めるのは、実はかかとから着地するからです。フォアフットで着地すれば、アキレス腱がバネになって衝撃を弱めてくれるので、脚に大きな負担がかか】らないのでございます。 

このことを実証する意味で、皆さんが実体験できる方法があります。どうぞその場でジャンプしてみてください。どうですか、かかとから着地しませんよね。
【アキレス腱のバネを使ってフォアフットで着地します】よね。

さらに機会があれば芝生がある場所で裸足で一度走ってみてください。無意識的にはきっとフォアフット着地になっているかと。ジャンプの時と同じで本能的にかかと着地の衝撃を回避しているのです。【他の動物を観察してみても、かかとから着地する動物はいません。カンガルーでもウサギでも、かかとはかなり高いところについていて、足先だけで着地して走っています。考えれば考えるほど、フォアフット着地のほうが自然です。】

 ということで、自然なフォアフット着地となるわけでございます。

 本日はここまでで勘弁してください。(;^_^A

何について投稿するかまだ未定ですが、第3回目もありますので、よろしくお願い申し上げます。

中澤